About

The Great Wall Forumは東京大学吉見 俊哉教授と清華大学崔 保国教授の指導のもとで、活動しています。

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吉見 俊哉教授略歴

2004年より東京大学大学院情報学環教授。2006年4月から09年3月まで同学環長の職にあった。2009年6月から東京大学新聞社理事長。2010年より大学総合教育研究センター長、教育企画室長、大学史料室長、2011年より東京大学副学長を兼任。人々の集まりの場におけるドラマの形成を考えるところから出発し、近代化のなかでのポピュラー文化と日常生活、そこで作動する権力について考察してきた。主たる専攻は社会学、都市論、メディア論、文化研究だが、演劇論的なアプローチを基礎に、日本におけるカルチュラル・スタディーズの中心的な存在として先駆的な役割を果たしてきた。

主な著書に、『都市のドラマトゥルギー』、『博覧会の政治学』、『書物と映像の未来』、『大学とは何か』等多数。

 
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崔 保国教授略歴

中国清華大学 教授
新聞と伝播学院副院長、メディア経済と管理研究センター主任、清華‐日経メディア研究所所長
研究方向:コミュニケーション理論、メディア経済と管理、ニューメディアとメディア経済、媒介研究

1984年に南京師範大学中国語専攻出身、卒業してから当学校の教員を担任した。1990年に日本東北大学へ留学。日本東北大学情報科学修士、情報科学博士。1997年に帰国してから南京師範大学新聞と伝播学院副教授、副院長などを経験し、2000年から清華大学コミュニケーション専攻の教員になり、2002年から清華大学新聞と伝播学院の教授になり、2004年から清華大学メディア経済と管理研究センター主任、2006年から清華-日経メディア研究所所長を就任した。

主な著書:
『中国メディアブルーブック』(編著)、『メディア変革と社会発展』、『情報社会の理論とモデル』、『ジャーナリズム事業管理』(共著)、『情報化社会』(訳書)、『マス・コミュニケーション学の研究方法』(訳書)、『デニス・マクウェールのマス・コミュニケーション研究』(訳書)